フラワーアレンジメントでは、お花を短くカットして、ワイヤー(針金)を付けて人工的に茎を作る方法があります。
ワイヤーで花の茎を作っていく作業をワイヤリングと呼ぶのですが、このワイヤリングはウェディングブーケを作ったり、コサージュを作ったりする時に使う方法なので、とっても重要です。
今日は、あまり聞き慣れないワイヤリングについての説明と、それに使用するフローラルテープについてご説明していきますね
1・ワイヤーについて
ワイヤーには番号があり、数字が小さいほど太く、数字が大きいほど細くなります。
(太) #18 ← → #30 (細)
ワイヤーは最近100円ショップなどでも入手できるようですが、一般的には手芸屋さんで入手可能です。
花を短くカットした後に茎をつくるようにフローラルテープを巻いていきます。
2・フローラルテープについて
こちらがフローラルテープです。黄緑色のテープは茎に似せるために使い、茶色のテープはウェディング等の時に、髪に飾る時に使用します。
その他にも色々とフローラルテープの色はありますが、使用目的に応じて色を決めてくださいネ
フローラルテープを使う時にはテープ自体を引っ張って伸ばして使います。
1.2倍くらいは伸びるので、切れない程度によ~~く伸ばしてください。そうすることで、粘着し易くなり、仕上がりもほっそりとスマートで美しくなりますよ。
3・なぜワイヤリングをするのでしょうか??
私が主に扱っているのは、生花ですが、生花の場合は生の茎を折り曲げることは、殆ど不可能なので、ワイヤリングをすることで花の向きを自在にすることができるようになります。
また、プリザーブドの場合は茎が付いていないので、ある程度の長さが必要な場合にはワイヤリングをすることで利用範囲が広がり、便利に使えるようになりますよね!
どちらにしても、言うことを聞いてくれる<茎>があることで、作品に自由が増えて表現がし易くなります。
ウェディングブーケ制作では、生花の場合ブーケホルダーという便利なモノがあるのですが、これは水を含ませたオアシス(生花用の吸水性スポンジ)を利用するため、大きなブーケになると重みが出て、花嫁さんの負担になる・・・というデメリットがあります。
しかしワイヤリングで制作すると茎の重さやブーケホルダーの重さが軽減されるため、花嫁さんの負担が少なく済みます。
以上、このような理由によって、ワイヤリングという技術の習得が大切になってきます。
こちらでワイヤリングをしたコサージュのご紹介をしています。
参考にしてみてくださいネ
向日葵(造花)と使ったコサージュの作り方
シンビジウム(生花)を使ったコサージュの作り方
バラ(生花)を使ったコサージュの作り方
手作りコサージュやウェディングブーケを作ってみたい方は、横浜市営地下鉄センター南駅 徒歩3分のフラワーアレンジメント教室「Mac-Rosa」中谷までお問い合せください。
フラワーアレンジメント教室「Mac-Rosa」主宰の中谷弘美のプロフィールはこちらです。
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