おせち料理 中身と意味

喜多川おせち

明けましておめでとうございます。

おせち料理は召しあがりましたか?我が家の御節は毎年行きつけの料理屋さんにお願いしています。本当は自分で作れると良いのでしょうが、お料理は好きなのですが、未経験なのでちょっとハードルが高いです・・・いつかチャレンジしてみたいものです。

さて、お節料理って・・・そもそも

お御節と書かれ、元々元旦や季節の変わり目にに神様にお供えする為のものでした。 それから、節句の中でもお正月の料理をおせち料理と呼ぶように変化していきました。五穀豊穣・家内安全・子孫繁栄の願いを込めてそれに因んだ食材が使われているようです。そして、普段は忙しくしている主婦も三が日はゆっくり休めるように保存のきく料理が多くなっています。

花材3千両

◆黒豆・・・ご存じの通り「まめに働く」などの語呂からきていますが、実は体内の余分なものを排出する働きがあるため、むくみやそれに伴う関節の痛みを緩和する効果もあるとのこと

◆海老・・・「腰が曲がるまで長生きする」長寿の象徴として正月飾りやおせち料理に使われます。薬膳では腎機能を高め、体内の陽気(エネルギー)を 盛り立てる働きがあります。

◆昆布・・・喜ぶとのやはり語呂合わせですが、体内のや脂肪など余分な物の固まりを軟らかくし、体液の流れを良くしながら体外へ排出する働きがあるそうです。

◆栗きんとん・・・黄金色に輝く栗きんとんは財宝に見立て、豊かな1年を願っています。薬膳の効能では、下痢や出血を止め、腎機能を高め、骨や筋肉を強くする働きがあります。また、消化機能・腎機能に特に働きかけます。

このように日本のお正月は年神様をお迎えする年末の準備から始まり、目印になるように門松を飾り、お節料理でおもてなし。あ!鏡餅は年神様の居場所なんですって・・・神様を敬うことで家族の繁栄と健康を祈願していたのですね。子供達に伝えていきたいものです。

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