入学式、卒業式の服に付けるコサージュを手作りで・・・(コサージュの作り方 -2-バラを使って )

16-02-29-08-45-09-782_deco
3月、4月と卒業、入学などで、コサージュが活躍する時期ですネ!

コサージュは少ない材料で簡単に制作出来るので、今年は手作りしてみませんか?

前回は生花のシンビジウムを使ったコサージュをご紹介しました。卒業式、卒園式の服に付けるコサージュを手作りで・・・(コサージュの作り方 -1- シンビジウム)も見てくださいね。

今回は生花のバラでコサージュをご紹介しますネ!
あ!今回は、お花の材料が少ない時や花同士の色合わせがし難い・・・などの時に役に立つ裏技?もご紹介します。

 

16-02-29-08-52-49-483_deco

1)バラをワイヤリングします。
ワイヤーを花首(花の付け根)から1㎝くらいのところを真横に突き刺して通し、下ろします。(ピアスメソッド)

バラの大きさにもよりますが、今回のバラは大き目なので、22番ワイヤーを使用しました。

16-02-29-08-50-22-227_deco

16-02-29-08-57-15-328_deco
今回も生花なので、切り口にコットンを巻き付けて水を含ませてくださいね。

その上からグリーンのフローラルテープを巻き付けいきます。
*この作業は生花の際は必ず行ってくださいね

16-02-29-08-59-36-065_deco

2)次にオーニソガラムをワイヤリングします。
茎が太いので、茎に直接22番ワイヤーを刺します。

16-02-29-09-00-37-375_deco

3)ストックは先端のところを使います。
今回のストックはあまり重くないので24番ワイヤーを巻き付けます。
16-02-29-08-58-16-187_deco
4)今回はグリーンにアイビーを使います。

1枚ずつ使うので、28番ワイヤーを葉の下から1/3くらいのところを1針縫うようにして、ワイヤーを下ろし茎に巻き付けます。

16-02-29-09-04-03-406_deco
5)材料にワイヤーをかけたら組んでいきます。

バラの位置を決めます(同じ方向を向かないように注意して)

16-02-29-09-05-00-684_deco

6)バラの脇にオーニソガラム(長さを少し変えて)を入れて

16-02-29-09-05-55-053_deco
7)バラを中心にして、オーニソガラムを入れた反対側にストックを入れて、さらにアイビーの葉を周りに入れていきます。

これで、花材は全て入れたのですが、何だか少し淋しい気がしました。
でも、残念ながら手元にある花材で今回のコサージュに合う花が見当たりません。

そこで一工夫!

16-02-29-09-01-40-742_deco

じゃじゃ~ん!
良さそうなリボンを10~15㎝にカットして・・・

16-02-29-09-02-37-018_deco
輪を作って花のようにワイヤリングをします。
これをそのまま花のように使ってしまいましょう。

16-02-29-08-48-10-319_deco
8)ワイヤーで作った茎のような部分を1つにまとめて留めて、さらにフローラルテープを巻きます。

16-02-29-08-47-29-922_deco
9)その上からリボンを巻いフローラルテープを隠して出来上がりです。
16-02-29-08-46-07-045_deco
いかがでしょうか?
生花がメインですが、材料にとらわれずにリボンも1つの材料と考えると、また楽しくなりイメージも膨らみますよね!

手作りコサージュを作ってみたい方は、横浜市営地下鉄センター南駅 徒歩3分のフラワーアレンジメント教室「Mac-Rosa」中谷までお問い合せください。

フラワーアレンジメント教室「Mac-Rosa」主宰の中谷弘美のプロフィールはこちらです。

入学式、卒業式の服に付けるコサージュを手作りで・・・(コサージュの作り方 -1- シンビジウム)

16-02-25-21-45-21-092_deco

3月4月と卒園や卒業、同時に入園・入学と式典に参列する機会が増える時期ですね。

そんな時、ちょっと自分でコサージュを作れたら、ドレスアップした服がさらにグレードアップさせることができます。

今回から何回かに分けて、コサージュの作り方をご紹介していきますので、参考にしてくださいネ!

シンビジウムを使ったシンプルなコサージュの作り方

コサージュの作り方の第1回目は、生花でシンビジウムを使ったシンプルなコサージュです。

先ず、生花でコサージュを作る時には、使用する花を花首から1~2㎝のところで切って、しばらくの間(20~30分)水に浮かべておきます。

16-02-25-22-26-28-950_deco

こんなカンジです!シンビジウムやかすみ草、葉(ドラセナ・ゴッド)をプラカップに浸けておきます。

シンビジウム・かすみ草・葉を使ったコサージュ作りの準備

1)早速ワイヤリングしていきましょう!

1

今回のシンビジウムはあまり大きくないので、24番ワイヤーを半分に切って、それをさらに半分に折り曲げ、曲げた先端を1㎝くらいのところで90°に曲げます。

2)その曲げた部分をシンビジウムの口のような所に引っ掛けるようにして、茎から先端が出てくるようにします。

7

3)生花の場合、いかにしてお花に水分を供給するか、また水分の蒸発を防ぐのかは、大変重要になります。少しでも水分を吸わせられるように切り口にコットンを巻き付け、水を含ませます。

4

4)そして、水を含ませたコットンの上からグリーンのフローラルテープを巻いて、ワイヤーを茎のようにカモフラージュします。

写真には茶色のテープもありますが、この茶色のテープは髪用に作る際に使用します。

5

5)つぎに、かすみ草にもワイヤーを付けます。

かすみ草は28番ワイヤーを半分に切ったものをU字に曲げて片方をかすみ草の茎に巻きつけるようにします。

9

6)同様にコットンに水分を含ませ、更にフローラルテープを巻いて左の写真のようにします。
8

7)葉(ドラセナ・ゴッド)もワイヤーを掛けます。少し見づらいですが、葉の上2/3の真ん中を一針縫うようにして、両端を下に下ろし、葉の切り口にコットンを巻き付けます。

切り口にコットンを巻き付けたあとは、フローラルテープを巻いてくださいネ

さあ、これで準備は整いました!!

シンビジウム・かすみ草・葉をまとめてコサージュにします

準備で出来上がったシンビジウムとかすみ草・葉をまとめて、コサージュをつくっていきましょう。

3

シンビジウム3輪を三角になるようにまとめて、その間にかすみ草を入れます。

2

全部まとめられたら、花の付け根から出来るだけ近い場所をワイヤーでまとめてバラバラにならないように留めます。

16-02-25-21-45-21-092_deco

あとは茎の部分をフローラルテープを巻いて、更にリボンを巻いて出来上がりです!!

最近ではワイヤーもコサージュを服に付けるピンも100円ショップでも目にしますので、入手も比較的簡単です。
バラを使ったコサージュの作り方もこちらで公開中

気軽に出来るし、材料もたくさんは必要がありません。

メモリアルな卒入園を手作りコサージュにしてみませんか?

手作りコサージュを作ってみたいという方は、横浜市営地下鉄センター南駅 徒歩3分のフラワーアレンジメント教室「Mac-Rosa」中谷までお問い合せください。

フラワーアレンジメント教室「Mac-Rosa」主宰の中谷弘美のプロフィールはこちらです。