入学式、卒業式の服に付けるコサージュを手作りで・・・(コサージュの作り方 -1- シンビジウム)

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3月4月と卒園や卒業、同時に入園・入学と式典に参列する機会が増える時期ですね。

そんな時、ちょっと自分でコサージュを作れたら、ドレスアップした服がさらにグレードアップさせることができます。

今回から何回かに分けて、コサージュの作り方をご紹介していきますので、参考にしてくださいネ!

シンビジウムを使ったシンプルなコサージュの作り方

コサージュの作り方の第1回目は、生花でシンビジウムを使ったシンプルなコサージュです。

先ず、生花でコサージュを作る時には、使用する花を花首から1~2㎝のところで切って、しばらくの間(20~30分)水に浮かべておきます。

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こんなカンジです!シンビジウムやかすみ草、葉(ドラセナ・ゴッド)をプラカップに浸けておきます。

シンビジウム・かすみ草・葉を使ったコサージュ作りの準備

1)早速ワイヤリングしていきましょう!

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今回のシンビジウムはあまり大きくないので、24番ワイヤーを半分に切って、それをさらに半分に折り曲げ、曲げた先端を1㎝くらいのところで90°に曲げます。

2)その曲げた部分をシンビジウムの口のような所に引っ掛けるようにして、茎から先端が出てくるようにします。

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3)生花の場合、いかにしてお花に水分を供給するか、また水分の蒸発を防ぐのかは、大変重要になります。少しでも水分を吸わせられるように切り口にコットンを巻き付け、水を含ませます。

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4)そして、水を含ませたコットンの上からグリーンのフローラルテープを巻いて、ワイヤーを茎のようにカモフラージュします。

写真には茶色のテープもありますが、この茶色のテープは髪用に作る際に使用します。

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5)つぎに、かすみ草にもワイヤーを付けます。

かすみ草は28番ワイヤーを半分に切ったものをU字に曲げて片方をかすみ草の茎に巻きつけるようにします。

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6)同様にコットンに水分を含ませ、更にフローラルテープを巻いて左の写真のようにします。
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7)葉(ドラセナ・ゴッド)もワイヤーを掛けます。少し見づらいですが、葉の上2/3の真ん中を一針縫うようにして、両端を下に下ろし、葉の切り口にコットンを巻き付けます。

切り口にコットンを巻き付けたあとは、フローラルテープを巻いてくださいネ

さあ、これで準備は整いました!!

シンビジウム・かすみ草・葉をまとめてコサージュにします

準備で出来上がったシンビジウムとかすみ草・葉をまとめて、コサージュをつくっていきましょう。

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シンビジウム3輪を三角になるようにまとめて、その間にかすみ草を入れます。

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全部まとめられたら、花の付け根から出来るだけ近い場所をワイヤーでまとめてバラバラにならないように留めます。

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あとは茎の部分をフローラルテープを巻いて、更にリボンを巻いて出来上がりです!!

最近ではワイヤーもコサージュを服に付けるピンも100円ショップでも目にしますので、入手も比較的簡単です。
バラを使ったコサージュの作り方もこちらで公開中

気軽に出来るし、材料もたくさんは必要がありません。

メモリアルな卒入園を手作りコサージュにしてみませんか?

手作りコサージュを作ってみたいという方は、横浜市営地下鉄センター南駅 徒歩3分のフラワーアレンジメント教室「Mac-Rosa」中谷までお問い合せください。

フラワーアレンジメント教室「Mac-Rosa」主宰の中谷弘美のプロフィールはこちらです。

フラワーデザイン・生花で基本の形②トライアングル(トライアンギュラー)アレンジメントで基礎から

トライアングルアレンジメント

今回はフラワーアレンジメントの基本中の基本形・トライアングルアレンジメントの紹介です。

トライアンギュラーと呼ぶお教室もありますが、MacRosaではトライアングルと呼んでいますがどちらでも同じ、三角形に活けるフラワーデザインです。

以前マウンドアレンジメントでも同じことを書いたのですが、基本って少し退屈な感じがしてしまいます。(マウンドアレンジメントはこちらでご覧になれます

そのまま使えるものもありますが、面の構成になっているので、デザイン性も少ないきがしてしまいますよね!
でも、これを学んでいる方と学んでいない方では、後の作品に雲泥の差が出てしまうのです。

基本を繰り返すことで様々な発想が生まれるのだと私は実感しています。
基本は疎かにすることなく、続けてくださいネ。
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今回使用するメインの花材はスプレーカーネーションです。解説が分かりやすくなるように、あえて花材はシンプルにしました。

 

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まず、オアシスをセットします。器から5センチくらいオアシスが出るようにセットし、真上に縦1本横2本の線をつけて準備完了!

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写真のように3本挿して行きます。
今回一番長い花は①で(白い器の縦の長さ+横の幅)×1.5くらいに挿します。
*挿す位置にも注目してくださいネ!オアシスの後ろから1/3の辺りです。
続いて②③と挿しますが、今回は①の長さの2/3にしました。

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次の④は正面に挿すのですが、分かりやすく横向きの写真にしましょう。
④は正面で器に沿わして①の長さの1/4で挿します。
⑤からはは番号を書いていませんが、①と④を直線で結んだ線上でオアシスの角辺りに45°になるように挿します。

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写真のように①と②を直線で結んだ線上に2本挿して、同様に反対側の①と③を直線で結んだ線上に2本挿します。
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それが完成するとこちらの写真のようになります。
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同じ要領で①と⑤を結び、②と④、③と④を結んでトライアングルのアウトラインを作ります。

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そして、アウトラインの内側にカーネーションを挿していき、こでまりでオアシスが見えないように挿していけば完成です。

マカロンタワーのレッスンは2月10日のみの受付となりました。3月以降は正式なレッスンとして取り入れるか、イベントレッスンにするか検討中です。
ご希望がありましたらお気軽にご相談くださいネ

MacRosaの花レッスンでは生花を使って色の持つ意味(色彩心理)などの話も取り入れたレッスンをしています。
体験レッスン(3000円材料費込み)も受付中ですのでぜひご参加ください

2月は2/6・・10(後半もあります)です
*2/9は満席となりました。

マカロンタワー1

             お問い合わせ・お申込みはこちら

フラワーデザイン・生花で基本の形・①マウンドアレンジメントで基礎から

マウンドアレンジメント今回はフラワーアレンジメントの基本中の基本形・マウンドアレンジメントの紹介です。
基本って、少し退屈な感じがしてしまいますが、これを分かっているのと分かっていないのでは、作品に雲泥の差が出てしまうのです。


基本を繰り返すことで様々な発想が生まれる
のだと私は感じています。

・・・ということで、基本形の基本マウンドアレンジメントの作り方を
   紹介させてくださいネ

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まず、器にオアシスを入れます(器から少し頭が出るようにしてくださいネ)

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        上から見るとこんなカンジです。

マウンドアレンジメント10マウンドアレンジメントとは・・・器の上に半球上にお花をアレンジするものです。

今回、ちょっと器を小さ目にしました。それに対して、使うお花の長さは写真の通りです。器とオアシスの出ている部分ほどです。

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これを中心にして、オアシスに線を引いた延長上のところ(ただし、地面に水平)4ケ所と中心に同じ長さでお花を挿します。

DSC_0619-2次にオアシスを隠すように、グリーン(今回はアイビーを使用)
で見えなくします。

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たくさん入れるとこんなカンジです

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次にお花を増やして行きましょう。
中心の花とその他の4本の花、それを緩い曲線で繋いだ所に
花を挿します。半球をポン!と乗せるイメージで・・・

DSC_0628-2      その花と花の間にバラを挿して華やかに・・・

マウンドアレンジメント

さらに、かすみ草のような小花(今回はマトリカリア)
を入れて仕上げます。

マウンドアレンジメント

上から見るとこんなカンジです!!
このマウンドアレンジメント、丸テーブルの中心に置くテーブルフラワーにもなりますし、実は基本のブーケもこの形の応用で出来るんです!


詳しくはこちらのブログにありますのでご覧ください
他にもいろいろ活用出来るので、ぜひ覚えてくださいネ!

2月は2/2・3・4・5・6・・10(後半もあります)です
2月前半は通常レッスンまたはジュエリーBOX(マカロンタワー可)です
*2/9は満席となりました。
体験レッスンも募集中です!(3000円材料費込み)
お気軽にご連絡ください

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